特色ある保育
~つよい身体、やさしい心、ゆたかな感性の育ちを願って~
子ども達にとっていちばん大切なものはなんでしょう?それは「遊び」です。
「遊び」の中でルールを学び、「生きる力」を 身につけていくのです。与えることで身につけられることよりも、
集団の中でしか学べないことを、子ども達一人一人が 主体となり、自ら育んでいくことを大切にしています。
保育者は、一人一人のペースに合わせながら、全ての子が一緒に 成長していけるように導いています。
そして幼稚園生活の中で、自分の得意なこと、自分の良さを見つけて自信をつけ、色々なことに主体的に取り組める ようになっていきます。
これが、小学校入学以降もずっと、子ども達を支える土台となるのです。

つよい身体
葛飾幼稚園は外遊びを大切にしています。最近は安全性のためか、幼稚園児より小さい子向けのような遊具が 増えている傾向がありますが、葛飾幼稚園の園庭の遊具は、うんていや登り棒、ジャングルジムなど昔ながらのものに なっています。子ども達は保育者に見守られながら遊ぶ中で、身体を使って知恵を使って感覚を磨き、運動能力を 伸ばしていきます。週に一度、男性体操講師による体操の時間もあります。
- てつぼう
- のぼり棒
- 体操
やさしい心
葛飾幼稚園は縦のつながりを大切にしています。毎年二人組か三人組の‘お相手さん’が決まります。年少児の お相手さんは年中長児となり、入園して不安のないよう、一年を通して色々なことを教えてくれたり遊んでくれたり、 幼稚園にいる間、兄弟のようなふれあいがあります。週二回の縦割り保育の日は、このお相手さんと同じクラスになり、 変化のある園生活を送ることが出来ます。また、縦割りの枠にとらわれることなく、自由遊びの中でもたくさんの交流が あります。年下の子は、年上の子への憧れや慕う気持ちが育ち、年上の子は、自然に年下の子を思いやる気持ちが 育ちます。葛飾幼稚園の子ども達の「思いやりの心」はそうしてずっとずっと受け継がれてきています。
- お相手さんのお世話
- 初めてのお弁当は年長さんがお手伝い
-
年長さん最後のお弁当は
「みーんなで食べよう!」
ゆたかな感性
葛飾幼稚園は一つ一つ心をこめて作ることを大切にしています。先生達の手作りのものに囲まれていることで、 子ども達の感性も刺激され、創作意欲にもつながっています。子ども達が作るものも「作りたい!」という気持ちを大切に 導いていきます。大人から見て、上手なきれいな作品を求めるのではなく、子ども達自身が気持ちを込めて作り、 子ども達一人一人が満足出来る「世界にたったひとつの作品」が出来上がります。
- 年長さんのお誕生日プレゼントは、みんなで作った“等身大”
- 子どもの作品
-
同じものは一つも
ありません。
- 子ども達のアイディアがたくさんつまった共同製作
行事紹介
4月 | 始業式・入園式 |
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5月 | 年少参観日・年少親子遠足・年中遠足・親子観劇 |
6月 | 年中特別参観日・年長参観日・年長遠足・年長ミニコンサート |
7月 | 七夕祭り・夕涼み会 |
9月 | 運動会 |
10月 | 年少遠足・年中遠足・年長特別遠足・バザー |
11月 | 秋まつり・勤労感謝のプレゼント |
12月 | 合同参観 |
1月 | マラソンがんばった会 |
2月 | 豆まき・お別れ遠足 |
3月 | ひなまつり・年中組じゃがいも植え・卒園式 |
☆年長遠足(じゃがいも堀り)
年中組の時にみんなで畑に種芋を植え、その後も何回か草取りに行き、大切に育てたじゃがいもを収穫します。その お芋を使って後日カレーを作っていただきます。園で子ども達が育てたキュウリとトマトもいただきます。自分たちで 育てた野菜は特別においしいようです!
- たくさんとれたよ!
- やったー!
- 年長さんが育てたじゃがいも、縦割りクラスでも「いただきまーす!」
☆秋まつり
縦割りクラスで行います。子ども達と先生達でアイディアを出し合いながらお店屋さんごっこを楽しみます。少し難しい 製作もお相手さんと一緒なら大丈夫!日頃から自由に自分の発想を生かして様々な製作をしている子ども達なので、 アイディアあふれる素晴らしいものが出来上がります。手作りのあたたかみのあるおまつりです。秋まつりを通して 縦割りクラスの絆も深まります。
- いらっしゃいませ!
- やきいもやさん
- くしやきレストラン
☆勤労感謝のプレゼント
身近な働く方々に感謝の気持ちを込めてプレゼントを作ります。プレゼントを作る前に、それぞれの仕事をよく知った 上で作ります。年長組は四、五人のグループを作り、子ども達自身で話し合い、協力し合って一つのパトカーを作ったり、 一枚の手紙を書いたりして仕上げていきます。自分の意見を言えたり、友達の意見に耳を傾けたり・・力を合わせて 作っていく過程を大切にしています。このようなやり方が出来るのも、それまでの経験の積み重ねがあるからです。 「小学校の先生から“葛飾幼稚園の子は、みんなで話し合って進める、という時に強いよね!”と言っていただきました!」 という、卒園生のお母様からの嬉しいご報告もありました。
- グループ毎に話し合って作ったプレゼント
- 子ども達の気持ちがたくさんつまったプレゼント
- 「いつもありがとう」
☆合同参観
合同参観の年長組の劇遊びは、決まった台本を使いません。絵本などを元に、先生と子ども達でアイディアを出し合い、 オリジナルの劇を作り上げます。「自分たちで作った劇」なので、とても意欲的に、活き活きと取り組む子ども達の姿が あります。これは、昨日今日で出来ることではありません。三年間経験を積み重ねてきた集大成と言えるでしょう。
- 身につけるものや大道具も すべて子ども達の手作り
- 活き活きと演じる子ども達
☆豆まき
毎年年長組が年少中組には内緒で鬼のお面を作り、こわーい鬼?!に変身して年少中組のお部屋に行き、みんなのお腹 の中の鬼を追い出します。年長組だけの特権、豆まきを終え、自分のお部屋に戻ってきた表情はとても誇らしげです。
- 自分だけのオニ出来上がり!
- 「そーっと、そーっと」